外壁塗装における最近のトレンドとは

ファッションの世界では年ごと、季節ごとのトレンドがはっきりしていますよね。実は外壁塗装にも年ごとの「トレンドカラー」といわれるものが存在しています。

pantone

そもそも「トレンドカラー」とは?

世の中の多くのトレンドに発信源があるように、トレンドカラーにも発信源があります。つまり、前もって「今年は○○色が流行る」ということがほとんど決まっているわけです。

この発信源となっているのがアメリカの企業「PANTONE」です。色にまつわる様々なデータを扱う会社で、毎年「パントン・カラーオブザイヤー」つまりその年のトレンドになる色を発表しており、これに世界中が注目しています。また日本でも独自に「日本流行色協会」という団体が毎年のトレンドカラーを発表しています。PANTONEが主にファッション業界でのトレンドを予測するのに対して、日本流行色協会はファッション業界に加えて様々なプロダクトやインテリアに関してのトレンドカラー(1色を推すのではなく様々な色の組み合わせ)も発表しています。

過去にはどんな色が流行ってた?

上記のPANTONEの予告によれば2016 年のトレンドカラーは「Earthling Brown(モデレートブラウン)」、2017年は「Greenery(草木のような緑色)」でした。実際には2016〜2017年にかけて外壁塗装でもっとも選ばれていたのは「ホワイト系」だったようです。ただ上位20位圏内を見てみるとブラウン系の色もかなりランクインしているのでPANTONEの影響が現れているのかもしれません。

2018年の流行色はこれ!

では、2018年には何色が流行るのでしょうか?

PANTONEは2018年のトレンドカラーを「Ultra Violet(すみれ色)」と発表し、日本流行色協会はバランスを重視した「ニュートラルカラー(色味をほとんど含まない色)」を提案しています。スミレ色をそのまま外壁塗装に使うにはちょっと勇気がいりそうですが、「ニュートラルな(薄めの)スミレ色」であればステキな景観になりそうですね!