外壁が汚れる5つの原因

外壁は年月の経過とともに、汚れが目立つようになって来ます。この汚れの原因は、大きく分けると5つの原因に区分できます。ここでは、この5つの原因について、詳しく見て行きたいとおもいます。

まず第1番目の原因としては、カビが上げられます。カビはご存知の通り湿度が高い場所に発生しやすく、隣家と近く陽当りの悪い所に発生しやすい汚れの代表的なものです。
第2には藻やコケが上げられます。これもカビと同様の環境で発生しやすく、緑色に汚れが見える場合は、この藻やコケが原因の事が多いと言えます。
第3は雨だれと呼ばれる汚れです。これは窓枠や換気扇のフードの下に生じやすく、これは外壁のチリや埃が雨水で流されずに滞留して生じるもので、黒っぽく汚れの流れとして見られるものです。

またサビも汚れの原因となる事もあり、これが第4の原因です。例えば焼付塗装されたトタン等の金属が劣化して、そこに生じたサビが雨だれと同様の形で壁面を汚すケースです。

最後に第5番目の原因としては、チリや埃が蓄積されて薄汚れた感じになると言うものです。幹線道路の側では、車の排気ガスも汚れの大きな要因となる事も知られています。
こうした汚れは美観を損ねるだけでなく、その原因によっては、外壁を傷める事もあります。従って、取り除ける外部要因なら、それを除去すると共に、原因を把握し、その原因対策に強い塗料を選んで塗装し直す事が大切と言えます。